毎月の生理期間、少しでも快適に過ごしたいと思いませんか?
私は生理痛がそこまで重くなく、産前は面倒だな・・・くらいで特に苦痛なく過ごしていました。
しかし産後に敏感肌になり、ナプキンで肌がかぶれることが増えました。
さらに妊娠中になった痔を悪化させてしまい、生理中の下着の中のコンディションは最悪。
そんな時にたまたまネットで見かけた月経カップを試してみることにしました。
- 月経カップとは?
- 慣れるまでは大変
- 成功の秘訣はサイズだった?
- 育休中は月経カップの練習チャンス
- 実際に使用してみて感じた月経カップのメリット
- 月経カップのデメリット
- 番外編 吸水ショーツも試してみた
- 身近な人にもおすすめしたい!
月経カップとは?
カップ状のものを膣内に挿入し経血を溜めて、溜めた経血を捨てて何度も繰り返し使える月経用品です。
素材は医療用シリコンなどを使用しているため、長時間の装着が可能、流水洗浄と煮沸消毒で管理するためエコの観点からも注目されています。
経血が空気に触れる時間が少ないため月経血の臭いが軽減されたり、経血が出てくる不快感や湿ったナプキンが肌に触れないという点から、生理期間を快適に過ごせるというメリットもあります。
しかし、そこそこの大きさの月経カップを膣内に挿入するため、挿入への不安や慣れるまではなかなか上手くいかないというデメリットもあります。
まだあまり日本では利用者が多くありません。
慣れるまでは大変
2018年、1人目の産後にとりあえず購入してみたのがこちらのリングタイプ。
メルーナ、Sサイズ
取り出せなくなったらどうしようと不安で、リングタイプにしてみました。
取り出す際にリングを引っ張ることは推奨されていないのですが、何だか安心感があります。
月経カップのサイズに悩んだのですが、
・経膣分娩ではなく帝王切開だった
・産後は以前よりも経血量が減った
・身長155cm以下
のためSサイズを購入してみました。
何度か挿入を練習しましたが難しく、挿入できるようになるまで3か月くらいかかりました。
経血量の多い日が練習のチャンスなため、実際に練習をしたのは6日間ほどです。
しかし、挿入できるようになったものの、しっかりと奥まで入っているのですが漏れてくるのです。
膣の中で開く感覚もあまり分からず、その後も何回か練習してみましたが半年ほどで諦めてしまいました。
成功の秘訣はサイズだった?
2022年、2人目の育休中にもう一度月経カップに挑戦してみました。
以前購入した月経カップで試してみましたがやっぱりよく分からず・・・
改めて月経カップの使い方を検索するとYouTubeで解説動画が沢山上がっていました。
前回は私、時代を先取り過ぎていたかもしれません!笑
その当時はイラストや、文章でしか詳しい説明を見つけられませんでした。
2021年にシェリーさんがYouTubeで発信して話題になっていたのですね。
月経カップマニアの妖子さんのチャンネルも参考にし、勉強してみました。
こちらのチャンネル、見た目はちょっぴり怪しいですがとても分かりやすかったです。笑
私の問題点は
・漏れてくる
・開く感覚が分からない
ため、サイズアップ、より開く力の強い月経カップを購入してみました。
EvaCup Lサイズ
EvaCupの中にメルーナのSサイズがすっぽり収まるくらいの大きさの違いでした。
しかし、挿入の難易度はそこまで変わらないように感じました。
事前にメルーナの小さいサイズで練習していたのが良かったのかもしれません。
月経カップのインテグロのサイトでも、初心者の方はスモールサイズからがおすすめとのことでした。
月経カップにはサイズがある。初めての月経カップのサイズの選び方とは? | インテグロ株式会社
こちらに変えてみると、月経カップが中で開く感覚が分かりやすくなりました。
しっかり挿入できるとカップの中に経血が溜まり、漏れてくることもありません。
育休中は月経カップの練習チャンス
月経カップをかえてからも、たまに失敗して漏れることがありました。
上手く挿入できていなかったのか寝具が汚れてしまうことも・・・。
育休中は余裕をもって洗濯が出来る、頻繁にトイレに行きやすいのもあり、
練習をするのには最適でした!
育休中にコツをつかんだため、復職後は職場にも月経カップを付けていっています。
外出先で月経カップを取り換えるのは最初は心配でした。
取り扱いに慣れてからは出先での装着も簡単に出来るようになりました。
トイレ内の個室で外し、経血を捨てて軽くトイレットペーパーで拭きまた挿入しています。
そこまで指は汚れないので、洗面台で普通に手を洗って終わりです。
遠目から手についた経血は目立たないと思いますが、念のためトイレが混雑してる時間帯は避けています。
実際に使用してみて感じた月経カップのメリット
・汚れたナプキンが肌に触れないので肌荒れが減る
・どばっと出てくる不快感がない
・長時間装着可能
・寝ている時に漏れを気にせず寝返りをうちやすい
などです。
月経中の不快感が減ったので、生理期間が短くなったように感じました。
朝、昼、入浴時にカップの中身を捨てて再び挿入するだけなので、トイレに行くたびにナプキンをそろそろ替えようかな?と気にしなくてよくなりました。
その他に子育て中の身として嬉しかったのが、子どもをお風呂に入れる時に、経血が垂れたり下着の準備が気にならなくなったことです。
月経カップのデメリット
・装着に慣れるまでに時間がかかる
・膣内に挿入するので人によっては痛みをともなうこともある
・挿入の前後、月経カップの洗浄消毒に清潔な水が必要
・月経カップの洗浄消毒の手間がある
・災害時や、不慣れな場所では使用が困難
月経カップは膣内に挿入するので、使用するのに少しハードルがあるかもしれません。
また月経カップは便利ですが、災害時などは使用が難しいため、ナプキンを家からなくすことは難しいと思います。
私が感じた唯一のデメリットとしては、取り出しに慣れるまでは下腹部に力を入れて月経カップを下に押し出す感覚がつかめず、何度もいきんだりしていたので一度痔を悪化させてしまいました・・・。
でも、慣れたら大丈夫です!
番外編 吸水ショーツも試してみた
2021年ごろから吸水ショーツも話題になりましたね。
吸水ショーツだけで過ごせている方もいるようです。
身近で買えるユニクロの商品を試してみたのですが、私にはショーツの形があわずお尻に食い込んできてしまいました。
また、経血でショーツが肌に張り付く感覚が不快で使うのは止めてしまいました。
最近は色々なメーカーが発売しているのでショーツの形や吸水後の肌に触れる部分の感覚も色々と違うとは思うのですが、試してはいません。
私の場合は、月経カップと、日常使いのショーツにナプキンやおりものシートを当てるだけで十分でした。
念のためにナプキンかおりものシートを当てているのですが、吸水ショーツが合う方は月経カップと組み合わせればナプキン不要でより快適かもしれません。
身近な人にもおすすめしたい!
身近な人とは生理用品の話をなかなかしないですよね。
なかなかそんな機会もないのでブログで熱く語ってみました!
ぜひお試しください!
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